相談前
亡き母の遺産について、預金額が少なすぎるということで、相談に来られました。
相続人は、二男である依頼者と長男の2人でしたが、長男は被相続人と同居しており、依頼者は、長男が被相続人の預金を引き出していたのではないかと考えていました。
相談後
被相続人の預金口座に関して、金融機関から取引履歴を取得することで、過去の入出金の経緯が分かることを説明しました。
依頼者からは、取引履歴を取得してほしいとのことだったため、当方において、金融機関から取引履歴を取得しました。
コメント
相続人が被相続人の口座から、被相続人に無断で預金を引き出して着服していた場合、不当利得返還請求訴訟を提起し、引き出した預金の法定相続分について返還を求めることができます。